株式会社 卯月製麺所

さとう電熱さんに相談、一緒に改善を重ね、機械のトラブル解消。
生産力アップにつながっています。

機械のトラブルを未然に防ぐ提案

当社は需要予測を行い、見込み生産で製品を作っているため、計画通りに生産しないと販売に大きく影響してしまいます。さとう電熱さんには“改善実行者”として、生産ラインの機械の故障や壊れやすい箇所の部品交換を定期的に行うなど、機械を壊れにくくするためのアドバイスを受けています。
例えば、配電盤なら交換した日付を書いてもらうことで、次回の交換時期が予測し、トラブルを事前に防いでいます。また、電機機械は、小さなリレーの1つが止まっただけで制御盤すべてが止まってしまうため常に部品をストック。機械の故障防止策については他社よりも努力していると自負しています。

具体的なアドバイスで生産力アップ

担当の小松さんは壊れた時に修理しやすく、また掃除もしやすいように使い勝手の良さや修理時のことを考え配線をしてくれています。当社では粉物を扱っているため、作業終了後の掃除にかなり時間を割いていますが、しっかり掃除しても空気に舞っている粉が翌日になると積もり、粉だまりができてしまうのです。そこで配線を壁の中に通し、それができない場合はカバーを付けて粉が積もらないようにしたり、粉が付着しにくい配管材料を提案していただきました。さらに、床に物が落ちていることを確認できるよう、照明を増やして暗がりをつくらないように改善。おかげさまで使い勝手が良くなり、機械の壊れる頻度も少なくなりました。
また、製造ラインには麺をハンガーにかけて乾燥させる工程があります。その途中で麺がごそっと床に落ちてしまうとその後の回転に影響が出て、予定の数量を作れなくなることもまれにありました。そこで、さとう電熱さんに相談したところ、麺が落ちた場所を赤外線センサーで察知し、色分けしたランプで知らせてくれるシステムをご提案いただき、落下時のトラブルが解消しました。

プロのスキルの高さに脱帽

電機製品は注意していても突然トラブルが発生することがあります。部品交換など、自分たちでできることは対応していますが、手に負えない場合はすぐにさとう電熱さんに連絡するようにしています。製造ラインが稼働している途中で機械が止まってしまうと、その分の材料は廃棄するしかありません。材料を取り除いて掃除すれば再稼働まで2時間もの時間ロスがあり、一度止まると材料と時間の両面で大きな損失が出てしまいます。でも、こうしたトラブルはこの3年間で一度もありません。修理に時間がかかりそうな故障でも動くようにしてくれるさとう電熱さんのスキルの高さには驚くばかりです。