工業高校を卒業して約40年、一般住宅から工場、店舗、公共事業まであらゆる電気工事を担当してきました。ここまで長年勤められたのは、技術者としての誇りと、常に感謝を頂ける仕事だからこそ。「ありがとう、助かった」というお客さまのほっとした笑顔が、日々の原動力になっています。
作業を行ううえで心がけているのは「安全」。ちょっとした油断が、事故につながりかねません。アドバイスをしっかり聞き入れる謙虚さと、どんなことにも積極的に取り組もうとする意欲があれば、やりがいを持ってできる仕事だと思います。

私は営業、現場調査、電力への申請書類の作成など、主に渉外的な業務を行っています。電気関連の資格なく入社しましたが、専門的な知識は現場で学ぶことも多く、当社では資格取得を支援してくれる環境も整っているので、特に不安はありませんでした。
和気あいあいとしていてアットホームな雰囲気なので、すぐに溶け込むことができるのも当社の良さ。私自身、後輩に仕事を教える時に意識しているのは、自分が入社した頃の気持ちを忘れないこと。「わかるはず」ではなく、相手の理解度を確かめながら丁寧に伝えるようにしています。それはお客さまに対しても同じ。コミュニケーションを図りながら、しっかりとニーズを把握するよう心がけています。

卒業後は地元企業に就職したいと考えていました。入社の決め手となったのは、地域に根ざした会社だったことと、高校時代に取得した第二種電気工事士の資格を活かせる仕事だと思ったからです。
現場の状況によって対応も異なってくるので、今は上司や先輩に同行しながら一つ一つ覚えているところです。困っていると「わからないことは聞けよ」と声をかけてもらえるのが心強く、嬉しいですね。がんばった分だけスキルが身に付いていることを実感できるので、働き甲斐があります。目標は施工管理一種の資格を取って会社と地域に貢献することです。