サーモグラフィー

隠れた「熱」の問題点を探します。

コロナ禍によって、効率的で素早い体温測定の必要性が高まり、商業施設や文化施設などで温度を可視化できる「サーモグラフィー」を身近に見ることが多くなってきました。 簡単に温度を可視化できる「サーモグラフィー」ですが、可視化した画像が、そのまま信用できる情報になっているわけではありません。「サーモグラフィー」には可視化できるものと、できないものがあります。役に立つ情報を読み取るには、2つのポイントを考慮する必要があります。

1つ目は「サーモグラフィー」の特徴をつかむ必要があります。 サーモグラフィーは、物質から放射される熱エネルギーを可視化することができる特殊なカメラです。そのため、物質から放射される熱エネルギーを正確に読み取ることが重要です。そのためには、測定したい物質の特徴や、赤外線をカメラに受け取るための工夫が必要になります。

2つ目は、熱画像を正確に読み取る必要があります。
同じ測定対象を別の日に測定した場合、恐らく同じ温度測定値とならないでしょう。どんな影響を受けて、どのくらいの温度を発しているのか、測定対象自体の温度を正確に読み取らなければなりません。様々な外部要因を除外した物質の温度自体を測定しなければ、測定対象の正確な情報を受け取ることはできません。
私達は「融雪システム」や「薪ストーブ」によって培った熱や赤外線の知識を活かし、目に見えないお客様の熱の不安を解消します。

サーモグラフィーを活用したコンサルティング事例

  • 電気設備(電灯盤や動力盤、制御盤等)の点検業務
  • 生産設備(モーターや駆動部等)の点検業務
  • 建物の外壁や仕上材の剥離状態の点検
  • 建物の断熱材の欠落や、漏水の点検
  • 配管の保温材の保温状態の点検業務